広範なテクノロジーの進化とともに、建築においても新たな工法やそれにともなう管理手法が次々に生まれています。
高千穂鉄筋では、CADを始めとする先端技術、地組工法などの様々な工法に対応し、鉄筋工事のプロフェッショナルとして常に新しい技術を採り入れ業務を遂行しています。しかしながら、鉄筋工事においてもっとも重視すべきは、「人」にあると考えています。
たとえば鉄筋の配筋、結束などは、手仕事による職人技。全体の工程を考え、完成したときの状態を想定しながら、1本ずつ丁寧な仕事をする。
時に厳しい自然環境の中でもそれをやり抜く。その情熱をもった技術者たちを、誇りを持って「火の玉集団」と称しています。
加工から配筋、施工、さらには搬入にあたるスタッフにいたるまで、「ワンランク上の仕事をする」ことを念頭に置いています。ワンランク上の仕事を達成するには想像力が必要です。すぐれたアスリートは運動能力だけでなく思考能力が高いといわれますが、高千穂鉄筋はタフなスポーツマンタイプでありながら、職人としての繊細さをも兼ね備えた技術者を採用、さらに育成していきたいと考えます。
鉄筋工事は建築物の骨組みを組み立てるという重要な工程です。技術者一人ひとりが、前工程と後工程のことを考えながら、今、目の前にある作業を行うことで、その力が全体としての大きなパフォーマンスに繋がる。俯瞰的に大きな段取りをする者、細かな作業を行う者など様々な働きをする者で構成されるスペシャルチームです。火の玉集団としてのプライドが、それぞれの連携を密に補完し合うことで、工期を守り求められる施工品質を達成しています。
優秀な技術者は精神論では養成できません。高千穂鉄筋では、技術者の能力水準を高めるため、OJTによる新人のトレーニングに始まり、鉄筋技能士や登録基幹技能者、施工管理技士などを目指すキャリアプランがあります。職能級が上がり、評価が収入に反映されることで得られる達成感が一人ひとりのやる気を支えます。挑戦が個人の能力を高め、その結果ワンランク上の仕事が出来きるようになる。その喜びは人を成長させてくれる。これが、高千穂鉄筋の人材育成の考え方です。